シードゥエラー(126600)の資産価値が高いモデルを紹介|使っている芸能人も紹介

ロレックスのスポーツウォッチのなかでも、ハイクラスな存在感を漂わせるシードゥエラー。

画像出典:シードゥエラー|ロレックス公式サイト

2017年に発表された現行モデルRef.126600は、初代モデルRef.1665のデザインを踏襲した「赤シード」と呼ばれる仕様になっており、ファンからの人気を集めています。

シードゥエラーというコレクションそのものは1960年代に登場したロングセラーであり、モデルによってデザインや機能に違いがあります。市場でのシードゥエラーの相場はどのようになっているのでしょうか。

シードゥエラーの買取相場や価格推移のほか、シードゥエラーを愛用している芸能人についても解説します。ぜひ最後までお読みください。

▼この記事でわかる内容

  • シードゥエラーで資産価値が高いモデルの買取相場
  • シードゥエラー(126600)の買取で気をつけるべきポイント
  • シードゥエラーを愛用する芸能人

シードゥエラーで資産価値が高いモデルの買取相場

シードゥエラーはモデルによって文字盤や仕様に違いがあり、それが価格差を生んでいます。生産終了したレアモデルに人気が集まる傾向が見られ、なかには現行モデルRef.126600を上回る価格で取引されるものもあります。 

モデル買取相場(2024年9月)
Ref.126600(現行モデル:赤シード)165~200万円
Ref.16600(第3世代モデル)106~115万円
Ref.1665(初代モデル)305万円前後

モデル①|Ref.126600(現行モデル:赤シード)

画像出典:シードゥエラー|ロレックス公式サイト

シードゥエラーはロレックスのスポーツウォッチのなかでは目立つ存在とは言えませんが、一方で極端に価格が高騰したり、大きく値崩れしたりすることは少ないモデルです。比較的安定した値動きを続けています。

ブラックダイアルの重厚感に加え、初代シードゥエラーRef.1665の伝統を受け継いだ赤シード(文字盤下部の「Sea-Dweller」の文字が赤)のため人気があります。新品であれば200万円程度の買取価格となるケースもあるでしょう。

モデル②|Ref.16600(第3世代モデル)

画像出典:侍コンシェルジュ

1990年代初頭から2008年まで生産されていた第3世代のシードゥエラーがRef.16600です。ケース径が40mmと現行モデルよりもやや小ぶりで、日本人の手首になじみやすいサイズ感となっています。

さらに、ロングセラーモデルとあって製造期間中にマイナーチェンジが多く行われたため、年式によって個体の仕様に違いがあります。

新しいものほど高値がつく傾向は他のロレックスと変わりませんが、Ref.16600のうち「M品番」「V品番」は珍重されることから買取価格が高くなる傾向にあります。

モデル③|Ref.1665(初代モデル)

Ref.1665は、シードゥエラーの初代モデルとして1967年から製造がスタートしました。

高機能かつ洗練された外観のダイバーズウォッチとして高い人気を誇りましたが、なかでも「赤シード」と呼ばれる一部の個体はレアアイテムとして高値で取引されています。

文字盤下部、6時インデックスの上にある「SEA-DWELLER」「SUBMARINER 2000」の文字列が赤となっているため、この呼び名がつきました。2段が赤文字となっているものをダブルレッド、「SEA-DWELLER」の1段のみが赤文字になっているものをシングルレッドと呼びます。

ロレックスファンや高級腕時計コレクターから高い支持を受け続けているモデルのため、資産価値は高いでしょう。特にダブルレッドシードは、より希少価値が高いとして高値で取引されています。

シードゥエラー(126600)の価格推移

画像出典:シードゥエラー|ロレックス公式サイト

モデル2022年2023年2024年9月
シードゥエラーRef.126600180~200万円185万円171万円

シードゥエラーは落ち着いた印象のコレクションであることから、ロレックスのなかでは買取価格がやや抑えられる傾向にあります。現行モデルであるRef.126600もそれほど価格が高騰しているとは言えません。

しかし、そのぶん相場が急落することも少なく、価格は安定的に推移しています。コロナ禍にあっても180~200万円程度の買取価格を維持してきました。

ただ、現在の相場は若干下がり気味のため、今後の動きに注目する必要があります。腕時計の中古市場は世界情勢や為替の影響を大きく受けます。Ref.126600の売却を検討している場合は、買取相場のチェックを忘れないようにしましょう。

シードゥエラーを愛用する芸能人

スポーツロレックスにおいて確固たる存在感を示すシードゥエラー。高い機能性と重厚感あるルックスなど、シードゥエラーならではの魅力を愛する著名人や芸能人も多くいます。

ここでは、シードゥエラーを愛用する芸能人をご紹介します。

▼シードゥエラーを愛用する芸能人

  • 芸能人①|有吉弘行
  • 芸能人②|関根勤
  • 芸能人③|京本政樹
  • 芸能人④|須藤元気

芸能人①|有吉弘行

2011年に放送されたバラエティー番組で「有吉弘行、時計を買う」という企画がありました。このなかでタレント・有吉弘行さんは、銀座の有名時計店「エバンス」にてロレックスシードゥエラーディープシー(Ref.116660)を購入しています。

44mmのケースサイズに3900mの防水機能と、タフで機能的なまさにスポーツウォッチといった風格の1本です。

購入時に番組内で発表されていた価格は80万円ですが、現在、Ref.116660の中古市場における価格は140~150万円程度にまで上昇しています。

芸能人②|関根勤

コメディアンとしてだけではなく、俳優や司会者として幅広く活躍する関根勤さんも、シードゥエラーディープシー(Ref.116660)を愛用しています。テレビ番組で語られたところによると、銀婚式を記念して購入されたものだそうです。

3900mへの潜水も叶えるスポーツウォッチでありながら洗練された外観のRef.116660は、落ち着きを備えた年代にもふさわしい時計と言えるでしょう。格闘技をはじめ、スポーツへの造詣が深い関根さんならではのチョイスですね。

芸能人③|京本政樹

円熟味を増す俳優、京本政樹さんが愛用しているのもシードゥエラーディープシー(Ref.116660)です。テレビ番組のロケにDブルーダイアルのRef.116660を着けて登場したのが確認されています。

Dブルーダイアルとは、文字盤の色合いがグラデーションになった個体です。2014~2018年頃に生産されていたDブルーダイアルは、深海をイメージしたシードゥエラーディープシーらしいカラーのため、ロレックスファンや高級腕時計愛好家に人気があります。

芸能人④|須藤元気

総合格闘家として活動したのち、ダンスパフォーマーや起業家として多方面で活躍する須藤元気さん。参議院議員を務めた時期もあるなど、さまざまなフィールドに進出しています。

そんな須藤さんが愛用しているのもシードゥエラーディープシー(Ref.116660)です。深海への潜水を可能にした高性能ダイバーズウォッチは、ストイックな体づくりで知られた須藤さんにぴったりではないでしょうか。

須藤さんはその他に金無垢のコスモグラフデイトナRef.116508も所有しており、ロレックス愛好家としての一面も持っているようです。

シードゥエラー(126600)の買取で気をつけるべきポイント

現行モデルだけではなく、初代モデルにも高い価値がつくシードゥエラー。中古市場においても安定した価格で取引されています。

ここでは、シードゥエラーを買取に出す際に気をつけたいポイントについて解説します。

▼シードゥエラー(126600)の買取で気をつけるべきポイント

  • コツ①|修理清掃しても価格は変わらない
  • コツ②|時計のパーツをなるべく初期の状況まで揃える
  • コツ③|付属品(保証書・箱)を揃える

コツ①|修理清掃しても価格は変わらない

オーバーホールや修理・清掃は、高級腕時計に必ず必要となるメンテナンスです。「買取の前に故障した箇所を修理しておいたほうがいいのでは?」「清掃すれば査定額が上がるかもしれない」と考える方も少なくないでしょう。

しかし、ロレックスの製品はオリジナルであることが重視されます。正規のメンテナンスでなかった場合にはパーツが非純正品になってしまうおそれがあることに注意しなくてはなりません。 

また、修理・清掃にかかった費用をまかなえるほど査定額がアップするとも限りません。逆に損をしてしまう可能性もあるのです。

侍コンシェルジュでは、まずは現状のままで査定にお持ちいただくことをおすすめしています。

コツ②|時計のパーツをなるべく初期の状況まで揃える

シードゥエラーを長年愛用していた場合、手首のサイズに合わせてステンレススティールブレスのコマ数を調整することもあるでしょう。また、好みに合わせて純正品ではないブレスにつけ替えるなど、カスタムしているケースも考えられます。

このような場合、買取に出す前に腕時計のパーツをできるだけ購入当初の状態にまで近づけておくことが必要です。コマがすべて揃っていない、純正品パーツがない、といった状況では査定額がダウンしてしまう可能性があります。

ロレックスに限らず、高級腕時計の余りコマやパーツは必ず保管しておくようにしましょう。

コツ③|付属品(保証書・箱)を揃える

シードゥエラーを売却しようとする場合、国際保証書(ギャランティーカード)やグリーン・タグ、取扱説明書のほか、内箱・外箱などの付属品をできるだけつけて査定してもらうのがよいでしょう。

これら付属品がすべて揃った中古品は「完品」と呼ばれるため、買取価格が高くなると期待できます。

特に国際保証書は、お手持ちのシードゥエラーの保証期間だけでなく、ロレックスの製品であることを証明する重要なものです。保管してあれば必ず添えましょう。ただし、箱やグリーン・タグなどは買取価格に与える影響がそこまで大きくないことも考慮してください。

まとめ

シードゥエラーは。ロレックスのなかで突出して高い人気があるとまでは言えませんが、高い機能性や完成されたルックスでファンの多いモデルです。現行モデルであるRef.126600のほか、初代モデルRef.1665のダブルレッドシードは希少さから高値で取引されており、資産価値が高いでしょう。

シードゥエラーの売却を検討している場合は、市場の動向をチェックしたうえで鑑定眼の確かな業者を複数選び、査定額を比較検討することをおすすめします。

投稿者プロフィール

侍コンシェルジュ編集部
侍コンシェルジュ編集部
買取査定の常識を覆す、国内・海外50社以上を一括査定するプロフェッショナル集団。 「ホンモノ」の専門家が高級時計について情報発信しています。

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