10年後も資産価値が下がらない腕時計ブランドランキング【2025年】

高級腕時計の中には、時間が経過してもその資産価値が下がらないものがあります。特に、限られたモデルやブランドは、投資としても魅力的な選択肢となっています。

今回は、10年後も資産価値が下がらない腕時計ブランドとその代表的なモデルをご紹介します。

パテックフィリップやロレックスをはじめ、人気の高級時計ブランドを幅広く取り上げていますので、腕時計購入や投資を検討している方に役立つ情報をお届けします。

▼この記事でわかること

  • 10年後も資産価値が下がらない腕時計ブランドランキング8選
  • 資産価値を保つための腕時計選びのポイント
  • 高級時計に共通する特徴と投資的価値

お持ちの時計の価値を知りたい方へ

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10年後も資産価値が下がらない腕時計ブランドランキング8選

近年、高級ブランド時計はブランドのネームバリューの高まりから、市場価値が高騰しています。

性能やデザイン性、ステータス性から愛用者の多いブランド時計ですが、中には資産価値としてブランド時計を購入する方も少なくありません。

ここでは、10年後も資産価値が下がらない腕時計ブランドをランキング形式で8つ紹介します。それぞれのブランドの特徴から、人気モデルの特徴、資産価値の高い理由まで紹介します

資産価値の高い時計の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

▼10年後も資産価値が下がらない腕時計ブランドランキング8選

  • 1位|パテックフィリップ資産価値が下がらない腕時計ランキング
  • 2位|ロレックス資産価値が下がらない腕時計ランキング
  • 3位|オーデマピゲ資産価値が下がらない腕時計ランキング
  • 4位|ウブロ資産価値が下がらない腕時計ランキング
  • 5位|IWC資産価値が下がらない腕時計ランキング
  • 6位|オメガ資産価値が下がらない腕時計ランキング
  • 7位|リシャールミル資産価値が下がらない腕時計ランキング
  • 8位|カルティエ

資産価値が下がらない腕時計ランキング1位|パテックフィリップ

引用元:パテック フィリップの魅力。その特徴や要チェックモデルを紹介 | 高級腕時計専門誌クロノス日本版[webChronos]

パテックフィリップは、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ ピゲに並ぶ世界三大時計メーカーの一つです。

パテックフィリップは自社製造にこだわり、細部まで徹底的な品質管理を行っています。

独自の厳格な品質規格を設けており、精度、ムーブメント、外装など全ての面で最高水準を保証している、圧倒的な信頼を持つ時計ブランドです。

パテックフィリップは中古市場でも高い需要があります。安定して高値圏で推移しており、投資対象としても注目されています。

特に人気モデルのノーチラスやアクアノートは、新品の定価を上回る価格で取引されることもあり、ラトラバなどの生産終了モデルは希少価値が高く、高額な買取相場となっています。

パテックフィリップ ノーチラス 5711

引用元:Patek Philippe Nautilus Rose Gold

ノーチラス 5711は、もともと流通量が少ないモデルのため市場価値が高く、中古市場でも需要が非常に高いです。

2025年1月時点の買取相場は約1,250万円となっており、安定して高水準を記録し続けています。

2017年頃まで約450万円ほどで安定して推移していましたが、2018年以降相場は高騰し始め、2020年になると約800万円まで高騰しました。

2020年1月にノーチラス 5711は生産終了が発表され、その後中古市場での需要が高まったため、2021年頃には1,000万円を突破しました。

ノーチラス 5711は「世界一高いステンレススチール製時計」とも言われており、ラグジュアリースポーツウォッチの代表格として知られています。

パテックフィリップ カラトラバ 5196

引用元:Used Patek Philippe Calatrava 18k Rose Gold

カラトラバ 5196は、パテックフィリップの現在の主な製造ラインの代表的なモデルです。

パテックフィリップが展開するラインの中で最も歴史があるロングセラー商品です。

カラトラバは、薄い丸形のケースとシンプルで余計な要素の無い文字盤が特徴で、洗練されたシンプルで高級感あるビジュアルから、すべてのバランスが完璧な究極のデザインとも賞賛されています。

カラトラバ5196にはケースに複数のカラー展開があり、ローズゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドの3種類があります。

どれも正規価格は2,827,000円と、カラトラバシリーズの中では最も安価なモデルです。市場価格が200万円からと比較的リーズナブルなため、パテックフィリップ初心者という方から人気のあるモデルです。

カラトラバ全体の2025年2月時点の買取相場は約300万円です。2024年の6月頃に280万円ほどにまで一時低下しましたが、その後は300万円付近で安定して推移を続けています。

資産価値が下がらない腕時計ランキング2位|ロレックス

引用元:ロレックス公式

ロレックスは世界的な知名度を持つスイスの時計ブランドです。

1905年の創業以来、防水ケース「オイスター」や自動巻き機構を備えた「パーペチュアル」、日付表示機構を備えた「デイトジャスト」など、優れた技術力で時計業界に様々な影響を与えています。

ロレックスの時計は、芸能人やスポーツ選手、有名起業家など多くの著名人が愛用しており、時計ブランドの中でも圧倒的な知名度とステータス性を持っています。

知名度だけでなく、機能性の高さも大きな特徴です。厳格な品質管理体制により、耐久性や信頼性が非常に高いと評価されています。

高い信頼性や性能、ステータス性により、ロレックスは中古市場でも高値で取引されています。流通量が少なく、希少価値が高いことも相まって、資産価値としてロレックスを所持している人も少なくありません。

ロレックス サブマリーナー

引用元:Rolex Submariner 16613 Black Dial

サブマリーナは、ロレックスの定番コレクションの一つとして名高いモデルです。

トレンドに左右されない高いデザイン性とステータス性を持ち、実用性にも優れたダイバーズウォッチとして長年に渡り愛されているモデルです。

サブマリーナの中でも特に人気が高いものに、「デイト126610LN」「グリーンサブ126610LV」などがあります。

デイト126610LNはロレックス屈指の高い資産価値を持つモデルで、ステンレス製の現行モデルとしてロレックスファンから多く支持されています。2025年1月時点の買取相場は約205万円で、グリーンサブに次いで高価買取される事例が多いです。

グリーンサブ126610LVは、ロレックスの中でもトップクラスのリセールバリューを誇る1本です。特徴ともいえるグリーンベゼルが印象的でビジネスモデルとしても人気です。2025年1月時点の買取相場は約245万円と高値で取引されています。

ロレックス デイトナ

引用元:Vintage Rolex Daytona Ref 6263 Silver Dial

デイトナは、ロレックスの中でも圧倒的な需要を持つモデルです。

ロレックス唯一のクロノグラフ搭載モデルでもあり、スポーツを楽しむ人から多くの支持を得ています。

優れた防水性と高級感溢れるデザイン、クロマライト塗料を使用したことで暗い場所であっても視認性が高いことでも知られています。

生産数が限られ供給量が少ないのに対して需要が非常に高いため、希少価値が上がり中古市場での取引価格も高騰しています。

デイトナの中でも特に人気なモデルに「Ref.126500LN」「Ref.6265」があります。

Ref.126500LNはデイトナの現行モデルであり、高いデザイン性と機能性、ステータス性を持ち合わせた人気の高い1本です。2025年2月時点の買取相場は約410万円です。

Ref.6265はデイトナ第三世代に当たるモデルで、手巻きムーブメントを搭載した生産終了のモデルです。すでに生産終了はしているため、新品での入手は困難で中古市場での需要が非常に高いです。2025年2月時点の買取相場は約1,150万円です。

資産価値が下がらない腕時計ランキング3位|オーデマピゲ

引用元:オーデマピゲ日本正規販売店

オーデマピゲも世界三大高級時計ブランドに数えられる名ブランドです。1875年にスイスで創業し、高い技術力と独自のデザイン性が特徴で知られています。

伝統的な技術を長年に渡り継承しつつも、現代的なトレンドも取り入れたデザインは幅広い世代から愛されています。職人の技を駆使した高品質の仕上がりも人気を呼んでいます。

オーデマピゲの人気モデルには、「ロイヤルオーク」「オフショアシリーズ」が挙げられます。

なかでもロイヤルオークは「デカ厚時計ブーム」の火付け役とも言われており、オーデマピゲの特徴ともいえる大きく厚みのあるデザインを象徴するモデルです。

ロイヤルオークを含め、オーデマピゲは耐水性に優れ、スポーツウォッチとしての人気も高く創業から150年になる現在も高い市場価値を誇っています。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400

引用元:オーデマピゲの買取・一括査定|最新買取相場表を公開

ロイヤルオーク15400はクラシックなデザインと高級感を兼ね備えた、オーデマピゲの中でも特に人気が高いモデルの一つです。

ロイヤルオークの象徴である八角形のベゼルに、オーデマピゲ独自の立体的な講師模様の文字盤を採用しています。

ケースサイズは前モデルの15300からサイズアップし、41mmになったことで全体的なバランスが良くなったと好評です。

ロイヤルオーク15400は、2019年の後継機の発表と共に生産終了になりました。生産終了後は入手困難さから中古市場での需要も高まっており、買取価格も上昇傾向にあります。

2025年1月時点のロイヤルオーク15400ORの買取相場はレザーが550万円〜、オール金無垢は約750万円となっています。

2022年前半にピークを迎えた兆しはありますが、今後も高水準で推移を続けることが予想されています。

オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア 25721ST

引用元:chrono24

ロイヤルオークオフショア25721STは、オーデマピゲの中でもスポーティさを全面に押し出したモデルです。

ステンレス製のボディにラバー素材を組み合わせることで、これまでとはひと味違ったカジュアルさを演出しています。

ロイヤルオークオフショア25721STの2025年2月時点の買取相場は約265万円です。

状態や付属品の有無、時期や業者によって査定額に差はありますが高値での買取を期待できます。

オフショア25721STに限らず、オーデマピゲは生産数に対する需要が非常に高いため、買取相場の高騰を招いています。

資産価値が下がらない腕時計ランキング4位|ウブロ

引用元:Buy Used Hublot Big Bang 301.PB.131.RX | Bob’s Watches

ウブロは数多くある時計ブランドの中でも他に類を見ない斬新なデザインが特徴的で知られています。

特徴的なデザインは多くの著名人やスポーツ選手からも人気を呼び、ウブロの愛好者は世界中に存在します。

個性的なデザインはもちろん、自社開発のムーブメントの技術の高さも支持される理由の一つです。「ウニコ」と呼ばれる自社開発のムーブメントはコラムホイール式を採用し、操作性が非常に優れています。

ウブロの人気モデルには「ビッグバン」や「クラシックフュージョン」、「アエロフュージョン」などが挙げられます。

著名人が数多く愛用していることもあり、ウブロの需要は高く、中古市場でも注目されています。

ウブロ ビッグバン

引用元:ウブロ ビッグバン 310.PM.1180.RX ブラック アエロバン 世界500本限定(新品未使用)高価買取事例

ビッグバンはウブロを名ブランドに導くきっかけになったモデルとして知られています。

ビッグバンは2005年頃に発表されたモデルで、ステンレススチールとチタニウムを組み合わせた異素材を使用している点が特徴的です。

ビッグバンは耐久性に優れており、防水性にも優れています。そのためスポーツやアウトドアに向いているとしてスポーツ選手やキャンパーからの人気も高いです。

ビッグバンには数多くのモデルがこれまでに発表されており、買取相場もモデルによって差があります。

いくつかの買取相場を挙げると、2025年2月時点で「ビッグバン341.SB.131.RX」は約62万円、「ビッグバン301.CI.7170.LR」は約75万円です。

しかし中には、「スピリットオブビッグバン601.CI.7170.LR」が約120万円、「スピリットオブビッグバン601.OM.0183.LR」が約190万円と高額で取引されるモデルもあります。

ウブロ クラシック フュージョン

引用元:ウブロ クラシックフュージョン 521.CO.1780.RX ブラック メンズ(新品未使用)高価買取事例

クラシックフュージョンはビッグバンに次ぐ、ウブロを代表するモデルです。

ビッグバンに比べると薄型な印象で、スタイリッシュで程よいエレガントさが特徴的です。フォーマルなシーンからカジュアルシーンまで幅広く利用しやすいと人気を呼んでいます。

価格もビッグバンよりも比較的リーズナブルな設定のため手に取りやすいとの声も多いです。

バリエーションも多く、シンプルなものからゴージャスなものまで幅広く用意されています。そのため、買取相場もモデルやカラーによって大きく異なります。

2025年2月時点の買取相場は、「クラシックフュージョン511.CM.7170.LR」は約45万円ですが、「クラシックフュージョン511.OX.7180.LR」は約130万円と非常に大きな差があることが分かります。

資産価値が下がらない腕時計ランキング5位|IWC

引用元:コレクションの概要 | IWCシャフハウゼン

IWCは、高い品質と信頼度で長年時計愛好家から支持されるブランドです。

1868年にスイスで誕生し、150年以上に渡り今もなお多くの人気を集めています。

スイスの伝統技術を取り入れつつも、当時の先進技術も兼ね合わせた独自のスタイルで生産性の向上にも成功したブランドとしても名高いです。

徹底した品質管理で過酷なテストや検査プログラムに合格したものだけが出荷されるという基準の徹底ぶりから、全ての時計において最高級の品質が保証されています。

また、無駄のないシンプルなデザインもIWCの特徴と言えます。シンプルさゆえに視認性も良く、高級感も兼ね備えたビジュアルを支持する愛好家も多いです。

IWC ポートフィノ

引用元:IW356501-ポートフィノ・オートマティック

ポートフィノは、IWCの中でも特に人気の高いモデルです。

シンプルでありながらも上品さと高級感も兼ね備えているデザインが人気の秘訣です。ビジネスシーンからカジュアルにも合うと汎用性の高さも評価されています。

機械式時計と言えば男性向けな印象が強いですが、ポートフィノの場合は高い品質と優れたデザインから女性からの支持も高いです。

ポートフィノの買取相場は、モデルによっても差はありますが25万円から28万円程度が目安とされています。

ポートフィノは安定した需要があるためリセールバリューが高く、近年では徐々に買取価格も上昇傾向にあります。

IWC パイロットウォッチ

引用元:IWCを買うなら「パイロット・ウォッチ」

パイロットウォッチはその名の通り、航空機のパイロット向けに作られたモデルです。

航空機のコックピット内で発生する強い磁場や、急加速にも耐えられる優れた耐久性と、高い視認性が特徴です。

1930年代に初期モデルが発表され、現在に至るまで長年に渡り愛されています。

実際にパイロットからのニーズに応えるべく研究された高い精度と優れた耐久性は、一般のユーザーからの支持も多く、需要は安定して高い傾向にあります。

パイロットウォッチは数種類のバリエーションで展開されており、買取相場も異なります。

状態や付属品の有無、時期や業者によっても買取価格は変動しますが、2023年5月時点の買取相場は、「ポートフィノ IW356501」が約27万円、「クロノグラフ スピットファイア IW377719」が約36万円、「クロノグラフ 150イヤーズ IW377725」が約60万円となっています。

資産価値が下がらない腕時計ランキング6位|オメガ

引用元:オメガ


オメガは高い品質や性能、洗練されたデザイン、歴史的背景から世界的にも名高いブランドです。

1848年にスイスで設立された工房がオメガの始まりです。1894年に開発した自社ムーブメントをオメガと名付けた事が所以となり、オメガという社名が名付けられました。

オリンピックでの公式計時や深海探査に採用されるなど、技術力と実用性が高く評価されています。

オメガは高精度と実用性を兼ね備えた時計を提供しており、特に「スピードマスター」や「シーマスター」などのモデルが有名です。

知名度はもちろん、実用性も兼ね備えたモデルのため、初めて高級時計を購入するビギナーはもちろん、コアな時計ファンからも人気を集めています。

近年では持続可能な製品制作を目指した取り組みにも注力しており、環境負荷の少ない素材や製造工程における環境負荷の削減など、時計業界をリードする存在です。

オメガ シーマスター ダイバー 300M

引用元:オメガ シーマスター ダイバー300M 210.30.42.20.03.001 買取情報

オメガ シーマスター ダイバー 300Mは、1993年の初登場からオメガのアイコン的な存在として広く知られるモデルです。

シーマスター ダイバー 300Mは300mの高い防水性を持ち、優れた耐久性と精度を発揮する点が特徴です。

反射防止の加工がされたサファイヤクリスタルを採用したことで、強い光の中でも高い視認性を維持できる点も高く評価されています。

優れた性能とデザインはダイビング愛好家だけでなく高級時計愛好家からも支持されており、現在は中古市場でも高値で取引されています。

シーマスター ダイバー 300Mの買取相場はモデルや状態によって異なります。シーマスター300M全体では標準モデルは30万円から40万円での買取実績が多いです。

「コーアクシャル212.30.41.20.03.001」は34万円、「ボーイズ212.30.36.20.03.001」は30万円の買取実例があります。

オメガの中でも屈指の人気モデルのため安定した需要を維持しており、大きく値崩れすることなく資産価値を保つ傾向にあります。

オメガ スピードマスター

引用元:オメガ「スピードマスター」 

オメガ スピードマスターは1957年の発表以来、長年に渡り時計ファンから支持されるオメガの代表的なモデルです。

スピードマスターは元はレーシング用として誕生したモデルで、高い精度と耐磁性が特徴で実用性が高いことが好評です。

高い実用性はもちろん、装着感に優れたブレスレット、新モデルでは発光量を増したインデックスを搭載するなど、今なお進化を続けています。

スピードマスターの買取相場はモデルや状態、付属品の有無などで大きく異なります。

2025年2月時点の買取相場一例を挙げると、「ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.01.002」は約90万円、「プロフェッショナル ムーンウォッチ クロノグラフ 311.30.40.30.01.001」は約215万円となっています。

オメガの代表モデルの一つという事もあり、どのカラーも安定して高水準で推移をしており、資産価値としての評価も高いです。

資産価値が下がらない腕時計ランキング7位|リシャールミル

引用元:コンセプト・リシャール・ミル ⋅ RICHARD MILLE

リシャールミルは2001年に創業したスイスの時計ブランドです。創業からまだ年月は浅いですが、瞬く間に有名ブランドの仲間入りを果たしました。

新しいブランドでありながらもその名を知らしめる理由になったのは、革新的な技術と独創的なデザインにあると言えます。

デザイン面においては、独特のトノー型ケースや透明なサファイアケースなど他にはない斬新なものが多いです。

素材にもこだわりが強く、サファイアクリスタルやカーボンナノチューブ、アルシックなど時計に取り入れるのは困難である素材にも関わらず、うまく取り入れている点が高く評価されています。

さらには、トゥールビヨンやスケルトンダイアルなど、複雑なムーブメントを搭載しているにも関わらず耐久性に優れているという点も高く評価されています。

リシャールミル RM 011

引用元:【2025年最新】リシャールミル RM011の買取価格と推移。フェリペ・マッサの相場に迫る

リシャールミル RM 011は、リシャールミルを代表するモデルの一つです。元F1レーサーのフェリペ・マッサとのコラボレーションモデルとして誕生した一本です。

F1レーサーとのコラボモデルという事もあり、スポーツウォッチとしての特徴が大きく現れています。

カーボンTPTやチタンといった特徴的な素材が使用された他にないスポーティなデザインと高い耐久性が人気を呼んでいます。

RM 011は主なバリエーションはチタン、ゴールド、セミラック、カーボン、シリコンナイトライド、レッドクオーツで展開されており、買取価格は1,500万円前後からとなっています。

高額モデルでありながら高い需要から即売傾向にあり、ゴールドモデルに関しては4,000万円を超えるなど、資産価値としても注目を集めています。

リシャールミル RM 027

引用元:【2025年最新】リシャールミル RM027の買取価格と推移。

リシャールミル RM 027は、「投げても壊れない」というフレーズでも親しまれる圧倒的な耐久性を持つリシャールミルの人気モデルです。

テニス選手のラファエル・ナダルが着用したことでも話題を呼び、テニスの試合で着用しても壊れないことで知名度を上げました。

圧倒的な実用性と耐久性を兼ね備えたモデルでありながら、洗練されたデザイン性と軽量性も相まって高級時計屈指のステータス性を持っています。

リシャールミル RM 027は生産数が少なく希少性が高いため、中古市場での需要も高いです。2025年1月時点の買取価格実績は約3,000万円からと驚異的な価格を記録しています。

近年査定額は順調に伸びており、今後の資産価値としても注目を集めています。

資産価値が下がらない腕時計ランキング8位|カルティエ

引用元:カルティエ公式

カルティエは1847年にフランスで創業した、100年以上にわたり愛され続けるジュエリーブランドです。

高級ジュエリーブランドとして世界的に名高く、世界5大ジュエラーのひとつとしても知られています。

カルティエは世界初の腕時計を製造したブランドであると言われています。懐中時計が主流だった時代に、パイロットから「飛行中に操縦しながらでも時間を確認できる時計がほしい」と依頼されたことから腕時計が誕生したと言われています。

ジュエリーブランドながら、時計ブランドより先に腕時計を製造した驚きの経歴をもっています。

現在では時計の他、ジュエリーやレザー商品も取り扱っています。他のブランドには類を見ないようなデザイン性の高い商品が特徴です。

カルティエ サントス

引用元:CRWSSA0029 – サントス ドゥ カルティエ ウォッチ

カルティエ サントスは、カルティエの時計をを代表するモデルの一つです。

サントスは、スクエアケースでありながら丸みを帯びたデザインと、飛行機をイメージしてベゼルに配置されたビスが特徴的なモデルです。

サントスはこうした特徴を伝統的に受け継ぎつつも新しいモデルを制作しており、最新モデルでは更なる利便性の向上を目指して、最新技術を搭載しているのも人気を呼んでいる理由です。

サントスには数種類のバリエーションが展開されており、買取相場もそれぞれ差があります。

過去の買取事例を挙げると、「サントス WHSA0028」が約330万円、「サントス WSSA0029」が約80万円となっています。

状態や付属品の有無などによっても大きく買取金額に差はありますが、全体的に高価買取を期待できるモデルと言えます。

カルティエ タンク

引用元:スモールモデル、光起電発電 ソーラービート™ ムーブメント、スティール、カーフスキンストラップ – Cartier

カルティエタンクは1919年に誕生したスクエア型が特徴的なモデルです。カルティエを代表するモデルの一つであり、誕生から長年に渡り愛されています。

タンクは戦車をモチーフに作成されたモデルで、戦車の活躍で第一次世界大戦を終戦に導いたという意味で「平和の象徴」として採用されました。

ケースサイドがキャタピラ部分を表しており、ダイヤル部分が車体を表すようなデザインに仕上がっています。

男らしい力強い印象でありながら、繊細な細部のデザインから導かれるエレガントさも兼ね合わせています。

タンクはバリエーションも豊富なため、モデルによって買取相場には差があります。いくつかのモデルの2025年2月時点の買取相場を挙げると、「タンクW5330008」が約48万円、「タンク アメリカン SMRef.WJTA0003」が約100万円となっています。

標準的なモデルは40万円から60万年程度で取引されることが多いですが、限定モデルや特別モデルは100万円を超える事例まで出ています。

資産価値の高い腕時計の特徴5選

ここでは資産価値の高い腕時計の特徴を5つ紹介します。

資産価値が高いものは中古市場でも需要が高く、高値で買取される可能性が高いです。

▼資産価値の高い腕時計の特徴5選

  • 特徴①|メンテナンスが現在も可能な時計
  • 特徴②|世界的に人気な時計
  • 特徴③|高級時計ブランドの時計
  • 特徴④|堅牢性があって壊れにくい時計
  • 特徴⑤|リセールバリューがある時計

特徴①|メンテナンスが現在も可能な時計

メンテナンスが現在も可能な時計は資産価値が高まる傾向にあります。

高級時計は精密機械であり、定期的なメンテナンスやオーバーホールが不可欠です。

現在もメンテナンスが可能な時計は、今後の使用を考慮しても、長期間使用でき故障のリスクも低減できると予想されます。

専門店での本格的なメンテナンスやオーバーホールにより、時計の寿命が延び、性能が維持できるので資産価値の維持・向上を目指すことができます。

特徴②|世界的に人気な時計

世界的に人気のある時計は、需要が高く、市場での流動性が高いため、資産価値が高いです。

例えば、ロレックスは世界中で高い人気を誇り、多くの国でトップシェアを占めています。特にデイトジャストやサブマリーナなどのモデルは、世界的に高い需要があり、資産価値の維持が期待できます。

長期的に見ても、人気モデルは需要が高い傾向にあるので良質な状態で保管していれば数年後にさらに資産価値が向上する可能性もあります。

特徴③|高級時計ブランドの時計

高級時計ブランドの時計は、優れた品質や精密な技術、高いブランド力などの要素が相まって、高い資産価値を持っています。

パテックフィリップやオーデマ・ピゲなどのブランドは、高い希少性と品質により、時間とともに価値が上がる可能性があります。

有名ブランドは、アンティーク市場でも高い評価を受け、長期的な投資対象としても注目されています。

特徴④|堅牢性があって壊れにくい時計

堅牢性が高く壊れにくい時計は、長期間使用でき、メンテナンスコストも抑えられるため、資産価値が高まります。

また、耐久性の高い時計は長期保存が可能なため、コレクターにとって魅力的な投資対象となります。

特徴⑤|リセールバリューがある時計

リセールバリューの高い時計は、将来的な売却や交換の際に高値で取引される可能性が高く、資産価値が高いです。

リセールバリューとは購入したものを再販する際の価値を指します。リセールバリューにはブランドの評判や希少性、需要の高さなどが影響します。

リセールバリューが高いということは、購入価格以上の価値で売却できる可能性があることを意味し、投資や資産管理の観点から重要な要素です。

ロレックスのデイトジャストやサブマリーナなどの人気モデルは、購入後に価値が上昇することもあり、高いリセールバリューを持つことで知られています。

まとめ

ブランド腕時計は市場の変動に大きく影響を受け、価格も時期によって大きく変動します。近年では市場価値の高まりとともに全体的な高騰が見られ、資産価値としても注目されています。

本記事では10年後も資産価値が下がらない腕時計ブランドとその代表的なモデルをご紹介しました。

今後、資産価値として時計の購入を検討されている方はぜひ本記事を参考に時計選びを行ってください。

投稿者プロフィール

侍コンシェルジュ編集部
侍コンシェルジュ編集部
買取査定の常識を覆す、国内・海外50社以上を一括査定するプロフェッショナル集団。 「ホンモノ」の専門家が高級時計について情報発信しています。

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侍コンシェルジュが高価買取を実現している理由は、「侍コンシェルジュ」が持つ3つの強みがあるからです。

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