ロレックスアイスブルーはなぜ高い?|価格推移から高い理由まで徹底解説!

高級腕時計の代名詞である「ロレックス」。中でも、高級感とデザイン性の高さで知られるアイスブルー文字盤は非常に人気が高いです。
希少価値や価格も高く、入手困難としても知られています。本記事では、そんなアイスブルー文字盤の値段が高価格な理由を解説します。
▼この記事で分かること
- ロレックスアイスブルーの特徴2つ
- ロレックスアイスブルー文字盤の人気モデルを紹介
- ロレックスアイスブルーの定価一覧
- ロレックスアイスブルーの買取価格
- ロレックスアイスブルーの価格推移
- ロレックスアイスブルーはなぜ高いのか?
アイスブルーについての知識を深めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ロレックスアイスブルーの特徴2つ
ロレックスの中でも特に高い人気を誇るアイスブルー文字盤。
そんなアイスブルー文字盤の特徴を2つ紹介します。
特徴①|優れた光沢と爽やかなカラーリング
アイスブルーという名前の通り、氷のように爽やかで透き通ったブルーが文字盤に取り入れられています。
優れた光沢感も備わっており、光の当たり具合で輝いて見える点も魅力の一つです。ホワイト、ブラック、グリーンなどの文字盤を採用しているモデルが多いロレックスで、群を抜いた爽やかな高級感あるビジュアルは多くのコレクターや愛好家からの支持を得ています。
特徴②|プラチナモデルのみ適用される
希少価値が高いことで知られているアイスブルー文字盤。希少価値が高い理由として、プラチナモデルのみの適用となっていることが挙げられます。
プラチナモデルとは、ケースに採用している素材がプラチナであることを指します。通常ロレックスでは、文字盤はブルーかアイスブルーの2種類を扱っています。ブルー文字盤の場合は、ケースに使用されるのはステンレスになっています。
一方のアイスブルーのケースはプラチナのみ使用され、そのプラチナ純度は95%です。ジュエリーなどにも使用されるこの純度95%プラチナは、装着時の重みもかなりずっしりとしており、アイスブルーの特徴を最大限活かす組み合わせとして、プラチナが採用されました。
ロレックスアイスブルー文字盤の人気モデルを紹介
高い人気を誇るアイスブルー文字盤ですが、一体どのようなモデルに採用されているのでしょうか。ここでは、アイスブルー文字盤の人気モデルを3つ紹介します。
文字盤①|Ref.116506 コスモグラフデイトナ
Ref.116506コスモグラフデイトナは、デイトナの誕生から50周年を記念して作られたモデルです。
通常デイトナシリーズでは、アイスブルー文字盤は使用されない為、唯一のプラチナ採用モデルとして、多くの注目が寄せられました。
デイトナのスポーティーなデザインに洗練されたアイスブルー文字盤が映える、特別なモデルは50周年記念にぴったりな仕上がりになっています。
文字盤②|Ref.118296デイデイトラグダイヤ
Ref.118296デイデイトラグダイヤは、ブレスレットとケースの接合部である、ラグの部分にダイヤが贅沢に装飾された豪華なデザインになっています。
アイスブルーの文字盤と贅沢に使用されたダイヤの輝きが相まって、デイデイトのスタイリッシュで高級感あるデザインをさらに引き立たせるような仕上がりとなっています。
すでに生産は終了しているものの、いまだその人気は衰えず需要も大きいため、中古市場ではかなり高値でやり取りされています。
文字盤③|Ref.179166Gデイトジャスト10Pダイヤ
Ref.179166Gデイトジャスト10Pダイヤは、2003年に発売されたモデルです。
デイトジャストの文字盤にアイスブルーが採用され、そのインデックス部分に10個ものダイヤモンドが埋め込まれた高級感漂うモデルになっています。
プラチナケースに、アイスブルー文字盤、そして目につく部分に贅沢に散りばめられたダイヤモンドがラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。
ロレックスアイスブルーの定価一覧
ロレックスの中でも高級ラインで知られるアイスブルー文字盤。一体どのくらいの定価なのでしょうか。
ここでは、代表的なアイスブルー文字盤を採用したモデルの定価を一覧で紹介します。
モデル | 定価 |
Ref.116506 コスモグラフデイトナ | 約800万円(2019年時点) 約1,300万円(2023年時点) |
Ref.118296 デイデイトラグダイヤ | 約650万円※生産終了 |
Ref.179166G デイトジャスト10Pダイヤ | 約450万円※生産終了 |
Ref.52506 パーペチュアル1908 | 約300万円(2024年時点) |
Ref.128396TBR デイデイト | 約1,300万円(2024年時点) |
参照元:腕時計総合情報メディア GINZA RASINブログ|なんぼや
ロレックスアイスブルーの買取価格
希少価値の高さから人気も大きく、正規店では入手困難となっているアイスブルー文字盤。すでに生産終了したモデルもあり、中古市場での需要も非常に高いです。
ここでは、アイスブルーモデルの買取相場を主要モデルに絞って紹介します。
モデル | 買取相場 |
Ref.116506 コスモグラフデイトナ | 約1,100~1,350万円 |
Ref.118296 デイデイトラグダイヤ | 約500~700万円 |
Ref.179166G デイトジャスト10Pダイヤ | 約200~300万円 |
Ref.52506 パーペチュアル1908 | 約250~350万円 |
Ref.128396TBR デイデイト | 約1,200~1,500万円 |
参照元:買取屋アップ
ロレックスアイスブルーの買取価格推移
中古市場でも大きな需要を持つアイスブルー文字盤搭載のモデル。それぞれの買取価格もかなり高騰していますが、これまでの推移はどのようになっているのでしょうか。
主要モデルの買取相場推移をご紹介します。
モデル | 2010年 | 2020年 | 2024年 |
Ref.116506 コスモグラフデイトナ | ー(※) | 約1,000万円~ | 約1,100~1,350万円 |
Ref.118296 デイデイトラグダイヤ | 約400~500万円 | 約500~700万円 | 約500~700万円 |
Ref.179166G デイトジャスト10Pダイヤ | 約150~200万円 | 約200~250万円 | 約200~300万円 |
Ref.52506 パーペチュアル1908 | ー(※) | ー(※) | 約250~350万円 |
Ref.128396TBR デイデイト | ー(※) | 約1,000~1,200万円 | 約1,200~1,500万円 |
※販売開始以前の為データなし。
ロレックスアイスブルーはなぜ高いのか?
定価のみならず、中古市場でも高額でやり取りされているアイスブルー文字盤搭載モデル。では一体何がその価格を高騰させているのでしょうか。ここでは、アイスブルー文字盤の高価な理由を3つ紹介します。
理由①|プラチナモデルにしか採用されないから
やはり一番の理由としてあげられるのは、プラチナモデルにしか採用されない事が挙げられます。
通常モデルで使用されるような、ステンレス素材やゴールド素材に比べても、プラチナは最高級素材という事もあり、その部分で価格が高くなっています。
理由②|プラチナモデル自体の生産数が少ないため
そもそもプラチナモデルの生産数が少ないことも高価な理由の一つです。
プラチナモデル自体が希少性の高いモデルであること、さらに生産数も限られていることが起因しています。
プラチナ自体も希少性が高く、需要に追いついていないことも価格へ影響しています。
理由③|流通数自体が少ないため
市場での流通が少ないことによる希少性も価格を釣り上げる要因となっています。
正規店での購入も困難な状況にあり、中古市場でも高値でのやり取りが続いています。
生産終了のモデルもあり、入手がさらに困難になることが見込まれるモデルは特に価格高騰が顕著に現れています。
まとめ
今回はロレックスの中でも、高い人気を誇るアイスブルー文字盤がなぜ高いのかについて、紹介しました。
いまやどのモデルも入手困難なアイスブルー文字盤搭載モデル。
もし購入や売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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